あなたのためのセルフコーチング方法を一緒に見つけるための
コーチングセッションを提供しています。
月2回1時間(期間3ヶ月)〜 となります。
「このブログについて」をご覧になり、お気軽にお問合せください。
(年内は残2名のみお受けします)
「振り返り」って、「改善」活動だと思ってませんか?
IT業界でもプロジェクトではよく「振り返り会」がありますが、「反省会」になっている、なんていうところも多いです。
セルフコーチングでも、振り返りするのはとっても有用です。
1日一回は振り返りましょう、なんていう場合も多いです。
ですが、セルフコーチングとして行うのなら、大事なのは反省でも改善でもなくて、
今日上手くいったこと、今日出来たことを思い出すことです。
改善の機会にする場合は、上手くいかなかったこと、失敗を思い出すことの方が多いと思います。
勿論、改善を心に誓って、対策を考え、次に備えて前向きになれるならその価値はありますが、失敗を思い出すこと自体は、何も生みません。
自己否定の元になりますし、自己批判にもなりますし、やる気が削がれる場合すらあります。
「また出来なかった」という、苦い記憶が、思い出すことで強化されて積み重なってしまいます。
元々、人間はネガティブな記憶の方が残りやすいと言われるので、さらにそうなる、ということになります。
逆に今日上手くいったこと、上手くできたことを思い出すことは、自分が「できる」という自己認識を育むことができます。
ただ運が良く上手くいっただけのことも、重なれば、同じです。
上手くいったのは何故か、という成功の秘訣も考えると良いですね。運ではないことに気付けるかもしれません。
「また出来た」という、良い記憶が、思い出すことで強化されて積み重なっていきます。
良い記憶が積み重なれば、次もうまくいくかもしれない、自分は幸運と考えることが出来る様になっていきます。
結果的に、チャレンジ、挑戦をすることに対するハードルが低くなっていくのです。
そうなれば、積極的に行動に移すこともできるようになります。
フットワークが軽くなるのです。
こうして、いろいろなことがうまくいくようになります。
よく、行動パターンが幸運体質を作るのだ、と言いますが、それはこういうことの積み重ね。
もしも、自分の自己有能感、自己肯定感が低いことを問題だと
思ってらっしゃる方がいらしたら、
今日1日に起きた良いことや出来たことの棚卸をぜひ、実践してみてください。
自己肯定感も自己有能感と関連があると言われている時もあるので、
きっと、効果があるはずですよ。